深夜4時の歌舞伎町にて。
眠らない街、新宿歌舞伎町。
そんな異名の通り、
深夜になっても
もう電車がないとは思えない程
普通に人が歩いている。
そんな中に、
やはり眠らない
男女3人組がいた。
その3人とは
かわぞう(26歳♀、そろそろオールがきつい)
新人M元くん(23歳彼女持ち♂、もこみち似)
そしてO君(25歳♂だけど♀、乙女の中の乙女)
である。
このメンバー、
元職場の仲間である。
先日行われた職場の送別会の後、
幾多のトラブルに見舞われ
何故か私達は終電後の新宿歌舞伎町にいた、、。
O君がコーヒーが飲みたいらしいので
サイゼリアに向かった。
サイゼリアで始発を待つという
大学生的な行為を
まさかこの歳になってやるとは、、
人生とは分からないものである。
歌舞伎町のサイゼリアは、
一言で言うと
「カオス」そのものであった。
ギャルみたいな人達や、
なんかもうよく分からない人種が
皆空気が抜けたように椅子にもたれかかっている。
まるで地獄絵図。
席についてドリンクバーを注文した。
さて今回のお題は
女子が年下男子にときめく瞬間。
こんな修学旅行の夜みたいなベタな
女子トークは普段なかなかしないが
O君は私の周りにいる女子達の誰よりも女子であり
それでいて男性の気持ちもよく分かっているので、
そんなO君の見解が単純に気になった。
結果、O君の妄想っぷりは
完全に乙女であった。
ときめきポイントその1。
いつも敬語の年下男子のタメ語でのツッコミ
例)ファミレスでのお会計の時。
「ちょっと、○○さん
席に財布、忘れてんだけど。お金どうやって払う気?(笑)」
→女性が何かドジした時に、上から目線でツッコミをするというシチュエーション。
結構王道のパターン。
これに関しては、M元くん「いつも敬語でいきなりコレって不自然じゃないすか?」とずっと異論を唱えていたが、
そもそも実際にやるとなると不自然というよりも嫌われる可能性大である。
ときめきポイントその2。
さみい〜とか言って肘打ちしてくる瞬間。
→ちなみにこれ全く共感できなかった。(笑)
さみい〜って言う時は夜の横断歩道で
少し飛び跳ねながら言うらしい。
ときめきポイントその3。
年下男子が何か取ってくれる時に、ぶっきらぼうに「ほら。」と言ってくる。
→ちなみに「ほらよ。」はNGである。
今時「ほらよ。」と言う昭和臭丸出しの人がいるのかどうかは定かではない
てかO君の妄想が具体的すぎる故に、
状況がピンポイントすぎる。(笑)
M元くんに至っては終始
?????
という顔をしていた。
ちなみに上記の事は全て妄想上でのときめきポイントなので、
実際にやられた時にときめくのかはまた別問題である。
そんな理由もありM元くんに
上記のときめきポイントの再現を
やらせたのだが、
爽やかすぎて微妙
とか言ってダメ出しをする私達。
店を出た後、
M元くんは
「次会う時までに、
年上彼女をGETしておきますねっ!」
と爽やかな笑顔で去って行ったのであった。
そんなこんなで久々に女子トークできて楽しかったし、
こんなオールもたまにはいいな、と眠い目をこすりながら始発に乗り込む私であった。