うどん巡りに行く。


現在、冬休みのため

彼氏のたまぞうと

1月30日から一泊三日で

香川県

に行ってきました。


そう、あのうどん県です。



高松の駅に着いた時に、


うどん県 うどんだけじゃない香川県


て書いてあって

なんだか、心のシャウト的なものが伝わってきました



さて今回は、横浜から初めての寝台列車に乗りました。

個室を取ったので、プライベートな空間で寝られます。

想像通り、ベッドだけの部屋がいっぱいあるかんじ。


寝台列車と言うと、

なんだかオシャンなハット被ったイギリス人の小柄なおじさんが、

小さな明かりを手元に照らして、

大きな窓のそばで

本を読んでいる、、

的なイメージを密かに持っていましたが

実際本とか読まないでお菓子食べて寝ました。

しかも寝ぼけて他人が自分の部屋に入ってくる幻影を見て


なに!?なに!?

襲われる!!?

と一人で爆焦りをするという。



そんなこんなで22:30ごろ出発して、朝の8:00に高松に着きました。


着いてすぐ、高松駅の綺麗さに驚き!

しかも、街の人が優しい!

前に歩いてる人が、結構離れてるのにドアを開けて待っていてくれたりするの。東京じゃあんまりこんなことないもんね。



そしてさっそく一行は一軒目のうどん屋さんへ。

ちなみに行きたいうどん屋さんは家の近くで観光本買って隅から隅まで読んで調べましたw

その中で最初に選んだのが


さか枝さん!!

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かけうどん。

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釜玉うどん。


もう、この釜玉うどんが本当に美味しくて。

無言でめっちゃ食べてたんですが。


なんだか店内にはうどんを湯きりしているお客さんや、

なぞの蛇口的なものが、、。


そう人生で初めて見た

セルフうどん

というものだったのです。

(湯きりしてたおじさんはおそらくそうだと思われる。)


そして私が食べてた釜玉うどんも

よくよく考えるとなにやら汁が少ない。


他のお客さんがどうしてるのかをチラチラ確認してみると、

蛇口からダシのようなものが出ていた。


ってことで釜玉うどんにダシを入れてみました。

蛇口を捻るとダシが出てくるという設計に完全に心を掴まれた。


そしてダシ入りの釜玉うどん。

めちゃめちゃ美味ー!!


店の中をチラチラチラチラ見てると、

やはり観光客と見受けらる初心者っぽい人は、

ダシを入れる行程が分からず苦戦している人が多かったようで、

手慣れたおっさんは当たり前のように蛇口を捻ってダシを足してました。


いやー。


美味しかったし香川のうどんルールというものを初めて目の当たりにして

いろいろいい意味で衝撃でした。


次、二軒目に向かって意気揚々と歩いて行きます。

歩くこと30分。

と、遠い、、。

ふらふらしながら辿り着いた

そこは、

うどんバカ一代さん。

ここは釜バターうどんが有名なお店。

お店に入ったらたくさんの有名人のサインが飾られていました。

釜揚げうどんに

ブラックペッパー、卵、バターがたっぷり乗せられています!

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お味は、カルボナーラうどんみたいな感じ。

やっぱり麺が美味しい!

歩き疲れた体に沁みました、、


っで、

近くの瓦町という駅から

坂出という駅へ移動して、


三軒目!

日の出製麺所さん!

ここは、お昼のみの営業のうどん屋さん。

坂出駅からあるくこと10分。

開店前だというのに

もう30人ほど並んでいました!

最初にお店の人に

冷たい、ぬるい、熱い

どれがいい!?と聞かれます。


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ぬるい。

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熱い。


こちらのお店、

なんとお代は自己申告制!

通されたテーブルには

卵60円、厚揚げ80円

といったかんじで

トッピングがいくつかタッパーに入って置いてありました。

私は無料のネギと天かすをトッピング。

ちなみにネギは一本そのまま置いてあって、

それを自分でハサミで切ってから入れます。

天かすは入れ放題です!!!!キラキラキラ

天かす大好きな私にとってはここはもう天国と言っても過言ではない。


麺には希少な小麦粉が使われているみたいで

だしも美味しかったです。


しかも最高なのは、

一杯100円という事実。

コスパが良すぎます。


坂出駅まで戻り、

こんぴら参りで有名な

琴平へ!


うどん目当てです。


一応、観光客向けの通りをざっと歩いて、

そのうち、こんぴら参りの長ーーーい階段が見えてきたのでーーー、


Uターン!笑


タクシーに乗りこみ

ちょっと離れたうどん屋さん、

幡屋さんに到着。

お目当てはしょうゆうどん!

大根をまるごと渡されて、

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適度に擦り下ろしてくださーい。

とお店の人。

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入れ過ぎました。




大根すりおろし過ぎに注意。

辛い。

でも上手い。


すだちを絞って入れるので、

さっぱりしていて

しょうゆうどんにぴったりです。



そして、

このお店の向かい

徒歩30秒のところには

長田屋さん

といううどん屋がもう一軒。

もちろん行きます。

こちらはシンプルなうどん。

ほんとシンプル。

ダシが入った大きなツボが

ドンッ!!

てなかんじで運ばれてきて、

それを自分でダシ入れに注いで

麺を付けて食べます。

つけ麺スタイルです。

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麺もダシもめちゃめちゃ美味しい!

麺は今までのものより圧倒的に粘り気がありました。

ぬるぬるしててつけ麺スタイルによく合います。

ダシはコクがありつつさっぱり系で、濃い目なのにくどくない。



なんだかグルメブログみたいになってきた。




食べれる量には割と自信があったのですが

5杯食べたところでお腹いっぱいになってきた私。

ということで

琴平駅への帰りのタクシーの運転手さんの勧めもあり

こんぴら参りをすることに!!



長ーーーーーい階段をひたすら登ります。

全部で700段以上。

気が遠くなりますね。

ちょうど登り始めたところで、

小学生の仲良しグループみたいな子供達と遭遇。

案の定、誰が一番早く上まで登れるかというゲームを始めた彼ら

階段を駆け上がっていく後ろ姿を見つつ

一歩一歩登ります。


一緒に登っていたおじさん達は、

竹の棒みたいなものを持っていて

それを杖みたいにして歩いていて、

正直羨ましかったです。

いやそれどこで借りたの!?的なね。

しかし登り始めて5分も経たない頃。



ふと前を見ると、


おじさんグループの4分の3が

杖を使うのをやめていた。

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邪魔そうに持っている杖を見ているとなんだか笑えてくる。


階段の途中には、ところどころに休憩できる空間があって、

本物の馬がいたりした。

こんぴらクオリティはんぱねぇ!


そんなこんなでついに頂上まで登りつめた私達を待っていたのは、

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この壮大な景色!!

絶景とはまさにこのこと!

最初にいた小学生グループとも再会を果たし、

達成感を分かち合ったのである。



ご褒美のジェラート

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帰りは

ことでん

という鉄道に乗り、

ガッタンゴットン高松まで帰りました。


高松では

名物の一つだという

骨付き鷄

を食しました。

味付けが美味しい!

あっさりしていて外はカリッと中はジューシー。

無言で完食しました。



寝る前。

な、なんだかお腹が痛い、、。

と思い、

すぐさまGoogle先生に聞いたところ

吐き出すか寝るかしかない

という冷酷な解答が。

小学生の時に食べ過ぎて救急車で運ばれたことを思い出しつつ、

泣きながら寝ました。



2日目に続く。